心にぽっかり穴があいた時に
〜喪失感と共に生きるための3つのステップ〜

はじめまして
心のバランスを整える
メンタルエナジーアップセラピー
心理カウンセラー 伊南 はる香 です。

大切な人や存在を失ったとき、そこに広がるのは、あまりにも静かで、あまりにも重たい、深い孤独です。

どうして、こんなにも苦しいのだろう。

胸が締めつけられるように痛くて、ふとした瞬間に涙があふれる。

誰かと笑っていても、何かをしていても、心のどこかがずっと、空っぽのまま。

あの人がいない世界で、生きていくなんて想像もできなかった。

誰かと笑っていても、何かをしていても、心のどこかがずっと、空っぽのまま。

あの人がいない世界で、生きていくなんて想像もできなかった。

「時間がたてば楽になるよ」

──そう言われても、その時間があまりにも長く、孤独に感じてしまう。

喪失感は、すぐに癒えるものではありません。
けれど、その苦しみと共に“どう生きていくか”を考えることはできます。

今回は、喪失感と共に生きるための3つの心のポイントを、ご一緒に見ていきましょう。

喪失感と共に生きるためには、
3つの心のポイントを意識することが大切です。

大切な存在を失ったとき、心は深く揺さぶられ、これまでの生活が一変してしまうこともあります。

喪失感がもたらす痛みは、すぐに癒えるものではありません。

でも、その中でも

「どう在るか」「どう感じるか」

に意識を向けることで、少しずつ前へ進むための力が生まれていきます。

ここでは、そのために大切な3つの心のポイントをお伝えします。

Point1:
「喪失を“感じること”を許す」

「いつまでも落ち込んでいられない」
「早く元気にならなきゃ」


と思い過ぎていませんか?


喪失の悲しみを感じるのは、ごく自然な反応です。

むしろ、感じきることで、心は少しずつ整理されていきます。

自分の感情を否定せず、「悲しんでいる自分を許す」ことが最初のステップです。

Point2:
「喪失の意味を見つけようとしない」

「なぜ自分がこんな思いをしなければならないのか」

と答えを探して苦しくなることがあります。

でも、喪失には「答えの見つからない苦しみ」もあります。

無理に答えを見つけようとせず、ただ「今ここにある痛み」に寄り添うことで、心は少しずつ整っていきます。

Point3:
「誰かとつながることを恐れない」

喪失感の中にいると、人と関わるのが億劫になったり、「誰もこの気持ちはわからない」と感じたりすることがあります。

でも、自分の気持ちを静かに聴いてくれる相手や、同じ経験をした人との対話には、癒しの力があります。

一人で抱え込まず、安心して話せる場を探してみてください。

この3つを意識することで、
喪失と共に生きる糸口が見えてきます。

喪失感は、すぐには消えません。
でも──

「感じることを許し」「意味づけを急がず」「人とのつながりを持つ」

そんな小さな一歩が、喪失感と共に生きるためのやさしい支えになっていきます。

あなたのペースで、あなたの歩幅で、大切な人との思い出を胸に、生きていく力を取り戻していきましょう。

ひとりで抱えるのがつらいと感じたときは、どうか無理をせずに、話しにきてください。

カウンセリングは、あなたの心の声を安心して話せる場所です。

言葉にならない想いにも、そっと寄り添いながら、一緒に歩いていきます。