ペットロスは“喪失”ではなく“愛の証”

はじめまして
心のバランスを整える
メンタルエナジーアップセラピー
心理カウンセラー 伊南 はる香 です。


大切なペットとの別れは、想像以上に心に大きな空白を残します。

姿が見えなくなった日常に、ぽっかりと穴があいたような感覚。

そんなふうに自分の気持ちに戸惑ったり、誰にも打ち明けられずにいる方もいるかもしれません。

ふとした瞬間に思い出しては、涙がこぼれてしまう──そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

「ペットでここまで悲しむのは変?」
「もう何ヶ月も経つのに、私って弱い?」


でも、私は思うのです。

この深い悲しみは、失っただけじゃなく、
それだけ大切に想っていた“証”なんだと──。

私は、ペットロスとは「深い愛情の証」だと思っています。

大切なペットを失ったとき、私たちの心にはぽっかりと穴があいたような感覚が広がります。

日常の中で当たり前にそばにいてくれた存在が、突然いなくなる──その衝撃はとても大きくて、どうしようもない喪失感に襲われます。

でもその痛みの深さこそが、「どれだけその子を大切に想っていたか」の裏返しなのではないでしょうか。

ペットとの関係は、言葉を超えた “心と心のやりとり” でできています。

人間のように言葉で気持ちを伝えることはできなくても、目の動きやしっぽの振り方、身体をそっと寄せてくる仕草一つひとつに、

「大好きだよ」「そばにいるよ」
「ありがとう」

そんな想いがたしかに込められています。

私たちは、言葉がなくても深く通じ合える存在と出会い、その子と日々を重ねる中で、静かに絆を育んでいたのです。

彼らは無条件で私たちを受け入れ、そばにいてくれました。

だからこそ、亡くなったときに感じる喪失感は、単なる“ペットがいなくなった”というだけでは片付けられないものなのです。

10年ほど前に、愛犬を見送ったという方がいらっしゃいます。

長い時間を一緒に過ごしてきたその子との別れは、ある日突然やってきたそうです。

当時は仕事がとても忙しく、なかなか思うように遊んであげられなかったそうです。

亡くなったのは突然で、心の準備もできていないまま──

「もっとかまってあげればよかった」という思いが、今も胸の奥に残っていると話してくれました。

時がたった今も、ふとした瞬間に思い出しては、心にモヤモヤした気持ちが湧いてくるそうです。

悩みのしくみを知ったり、ワークを通して少しでもその重たい気持ちが軽くなれば、と願っておられました。

私自身も、かけがえのない存在だった愛犬を亡くしたとき、「もうあの子に会えない」という現実に、しばらくは心が真っ暗になってしまいました。

でも、時間をかけてその悲しみに向き合っていく中で、ふと気づいたのです。

こんなにも苦しいのは、それだけ深く愛していたからだということ。

その愛情が、姿を変えて「悲しみ」となって心に残っていたのだと。

そう気づいたときから、ほんの少しずつですが、気持ちがやわらいでいきました。

どんなに時がたっても、心に残る罪悪感や後悔は、実はその子を大切に想っていた証拠かもしれません。

「ちゃんと愛していた自分」に気づくことが、悲しみとの関係を変える第一歩になることもあるのです。

だから私は、ペットロスは「喪失」ではなく、「たしかにそこに愛があったことの証」だと思うのです。

無理に元気になろうとしなくても大丈夫。

悲しみを無理に消そうとしなくても、忘れなくてもいいんです。

あの子と過ごした日々が、どれほどかけがえのないものだったか。

その想いがあるからこそ、こんなにも心が痛むのだと思います。

それは、まっすぐに愛していた証。

そう思えたとき、ペットロスの時間は、悲しみだけじゃない——

“愛の続き”を生きている時間なんだと、少しずつ感じられるようになるかもしれません。

やっぱり私は、ペットロスとは
「深い愛情の証」だと、そう思っています。

心のための
静かなサポート

ペットとの別れは、心に深い痛みを残します。
その気持ち、ひとりで抱えすぎていませんか?

「メンタルエナジーアップセラピー」は、
大切な存在を失った心にそっと寄り添い、
ゆっくりと気持ちを整えていくセラピーです。

言葉にならない思いも、安心してお話しください。
あなたの心が少しずつ軽くなるお手伝いができたら嬉しいです。